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Posted by naturum at

2019年08月15日

八平的勝手に凄い磯ランキング2019年8月版

初心者なりに磯の経験が溜まってきたので,主に積丹の凄いなあという磯をまとめてみました。別に積丹以外を排除しているつもりはないのだけれど,結果的にすごいなあという場所が積丹に集中しているというだけです。神7ならぬ磯7。もったいぶらない性格なので,1位から順に行きますよっと。

難易度の見方
★:ちょっと歩くだけ
★★:ロッドケースがあった方がよい程度の難所あり
★★★:ちょっとしたクライミング程度の難易度
★★★★:ちょっと厳しいかも

☆:数メートルくらいの溝を越えるだけ
☆☆:数十メートルくらいの溝を越えるだけ
☆☆☆:数百メートルくらいの溝を越えるだけ
☆☆☆☆:ちょっと厳しいかも


1位 宝島(美国)
所要時間:30分くらい?
難易度:★∔☆☆☆
とにかく水深がある。海底地形もあらかた明らかにされているのでポイントも絞りやすい。圧倒的マイベスト。



2位 沼前岬先端の離れ(神恵内)
所要時間:15~20分+数分
難易度:★★+☆
手前に根があるが,上から簡単に位置を確認できるので問題にならない。後に登場する弁慶岬に比べると全方向に投げられる分やりやすく気持ちいい。本当に目の前を遊漁船がうろつくことからも期待できるポイント。



3位 弁慶岬先端の離れ(寿都)
所要時間:10分くらい?
難易度:★+☆
先端方向にブイがあり,潮の流れを見極めないとキャストできない。左側は水深が浅く相当の荒根で,そっちに投げるくらいだったら離れに渡らずに手前の海岸で投げた方がまし。右側は水深が深く根もない。思ったよりも投げる方向が狭い。よって開放感に乏しい。10時から11時方向に投げるか,右側に投げるか。ブリヒラメ狙いの人は左側の海岸に並ぶので,右側で釣果は上がるんだろうか疑問。


4位 ジュウボウ岬南端(神恵内)
所要時間:25分
難易度:★★(中央経由なら★★★)
水深が深く潮当たりが良い。外海側は手前30~40ⅿくらいが荒根。シシャモナイ方向は若干水深が浅い。


5位 ジュウボウ岬北端(神恵内)
所要時間:20分
難易度:★★(壁伝いなら★★★)
南端に比べると人気は無い。潮当たりは南端の方が良いからか。こちらは比較的流れが緩いことが多く,軽めのジグでも底が取りやすい。足元も平盤に近いので釣りがしやすい。


6位 アキアジ場(神恵内)
所要時間:15分(2番目の出岬まで)
難易度:★★
あまり人気のない釣り場なので人混みを避けたいときはあり。両隣が人気の沼前&ジュウボウなので必然か。水深はそれほど深くなく砂地が広がっているので,カレイ狙いの投げ釣り師が多い印象。4番目の出岬までもそんなに苦労せずに行けるはずだけど,割には合わないかなと。


7位 竜ヶ岬(小樽)
所要時間:5分
難易度:★★
崖を降りていくので絶景感はある。水深もあるし潮当たりも悪くない。港から歩くとなると所要時間は跳ね上がる。祈り石周辺と同程度の魅力かなと思ったけれど秘境感ではこちらが上か。



未到達エリア(時間・難易度は見込みの場合あり)

1位 神威岬(積丹)
難易度:★★∔☆☆☆☆
到達時間:40分∔?
とにかく流れが速い。よっぽど先端にでも行かない限り手前が浅く根が多いのでどうだろう。
渡しあるの?どちらにお頼みすれば?


2位 トド岩(小樽)
難易度:★★∔☆☆☆☆
到達時間:5分∔?
渡しで投げ釣りに行く方もいらっしゃる?釣行記はそれなりにある模様。
船の往来が激しいのが難か。


3位 ルシ岬先端の離れ(積丹)
難易度:★★∔☆☆
到達時間:10分+10分?
この近辺はプレジャーボートがよく釣りをしているのでいいポイントのはず。


4位 窓岩(神恵内)
難易度:★∔☆☆☆
あまり近辺で遊漁船を見ないけれど釣れるんだろうか?
行ったら気持ちいい場所なのは間違いないけれど,潮当たりはジュウボウ南端の方が良いのではないかな。


5位 シシャモナイ(神恵内)
難易度:★★★★(★+☆☆)
以前は渡しで行けたみたいだけど今だと渡してくれるところがないかもしれない。たまにクライマーたちが登山しているらしい。
頑張って行っても水深は無いだろうから割に合わない感じがする。


6位 積丹岬(積丹)
難易度:★★?
入舸側から行ったら手前のルシ岬で良いんじゃないかなという気がする。ルシ岬を越えて積丹岬を目指すルートは★★★か★★★★。
島武威海岸から行くのは遠いのとクマが居そうなのが足を遠ざける。




7位 茂津多岬(瀬棚?島牧?)
難易度?
恐ろしく遠いという話を聞くところ。
チャレンジする日は来るのだろうか?  


Posted by 八平陸 at 10:57Comments(5)釣り場

2019年08月01日

私が磯竿にウキルアーを結ぶ理由

釣具店にアキアジコーナーが大々的に展開される季節になりました。売り場の目玉といえば新作のルアーにルアーロッドでしょうか。ところでウキルアーには10~13ftのMax50-70gのルアーロッドが使われることが多いと思いますが,八平は昨シーズン途中から磯竿でやっています。アキアジ2シーズン目にしてルアーロッドを使わなくなりました。


なぜウキルアーにルアーロッドでなく磯竿を使うのか?

ウキルアーはルアーといえど,ロッドでワンピッチジャークなどのアクションをつけるわけではありません。基本はデッドスローのただ巻きです。ならばルアーの操作を得意とするルアーロッドにする必要はないはずです。磯竿の方が穂先が柔らかく「より深い食い込み・バレにくさ・切れにくさ」が期待できます。


具体的にはこちら


このシリーズの350H4S-Tをウキルアーに,350-H3S-Tをフカセに使用していました。実売価格も2万円を割り込んでおり,十分に手が出る価格帯です。


borderlessBB


そもそもウキルアーは想定されている用途なのか?
スペック表でお気づきの方もいらっしゃるでしょうが,実はこのロッド海上釣り堀が主な想定フィールドでキャスティング非推奨です。キャスティング用途は想定されておらず,ガイドが小口径でKタイプではありません。八平も使う前は不安だったのですが,ウキルアーで実践投入してみると特にトラブルもなく飛距離もフルキャストで70ⅿを超えることができます。周囲のルアーロッドを振っている釣り人の飛距離が大体60ⅿオーバーといったところなので,特に飛距離で負けている感じはしません。むしろ勝っています。もっとレベルの高い釣り場に行けば飛距離不足を感じることがあるかもしれませんが,今のところ釣り場で自分よりもかっ飛ばしている人は見たことがありません。メーカーの想定している用途ではありませんから,保証やオススメは出来ませんが,問題なく使えていますとだけ言っておきます。他のモデルでキャスティングに適した磯竿もあるとは思いますが,手ごろな価格で3~4ⅿの長さで,となるとなかなか見つけにくいのではないかと思います。


ロッドの硬さは?
SHIMANOのホームページからスペック表を引っ張ってきました。オモリ負荷で"3号"は1~10号(=3.75~37.5g),"4号"は1~15号(=3.75~56.25g)となっています。想定する用途が異なるので単純な比較は出来ないと思いますが,実際に使ってみてフカセに"3号"ウキルアーに"4号"はちょうどよい感じです。ルアーロッドに比べて相当に細く軽いため頼りない感じですが,バットパワーは十分にあります。アキアジ程度には全然負けませんよ。


ロッドの長さは?
長さについては通常のルアーロッドの長さがフィート(1ft=30cm)に対してBorderlessはメートル表示です。大体300cm=10ft,350cm=11.6ft,400cm=13ftになります。港内でも外海でも使いやすい長さとして350cmを選択しました。400cmはちょっと長くて取り回しづらいかなと思いますが,350cmであれば窮屈な場所でも十分に扱えると考えました。この辺りの考え方は釣り人・釣り場によって感覚が変わってくると思います。飛距離については基本的に「ロッドが長い=飛距離が伸びる」という図式ですが,実際にそうなるかはロッドや使い手にもよるかなと思います。400cmにしても飛距離が伸びる保証はないでしょう。タメが効くかどうかという点に関しては完全に長い方が有利です。悩ましい選択だと思いますが,八平が使っている限りでは350cmがいい感じです。


アキアジルアーロッドの飛距離について(余談)
アキアジ用のルアーロッドは飛距離が出せることがアピールポイントになっていて,通常モデルの10ftに対してロングキャスト用のモデルは12~13ftです。でも本当にそれで飛距離は伸びているのでしょうか?ジギング用のロッドではあまり10ftを超えるモデルはないですよね。サーフ用でも大体11ftがロングキャストモデルの長さです。本当に12ft,13ftのロッドは飛距離が伸びているのでしょうか?八平はDAIWAのリバティフォースの9ftと12ftを試したことがありますが,12ftはフルキャストして振り切っても戻りがびよんびよんして9ftとほとんど飛距離が変わりませんでした。逆に9ftは短い分シャキッとしていて,メタルジグなら100ⅿ以上飛ばすことができます。この辺りの使い勝手は安物と高級品で違ってくるでしょうし,釣り人のウデや体格に大きく左右されるでしょう。それでも少なくとも安物のロングキャストモデルには意味がないのでは?何本かルアーロッドを試した結果そんな風に考えています。
  
タグ :ロッド


Posted by 八平陸 at 06:52Comments(0)アキアジタックル