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Posted by naturum at

2019年08月01日

私が磯竿にウキルアーを結ぶ理由

釣具店にアキアジコーナーが大々的に展開される季節になりました。売り場の目玉といえば新作のルアーにルアーロッドでしょうか。ところでウキルアーには10~13ftのMax50-70gのルアーロッドが使われることが多いと思いますが,八平は昨シーズン途中から磯竿でやっています。アキアジ2シーズン目にしてルアーロッドを使わなくなりました。


なぜウキルアーにルアーロッドでなく磯竿を使うのか?

ウキルアーはルアーといえど,ロッドでワンピッチジャークなどのアクションをつけるわけではありません。基本はデッドスローのただ巻きです。ならばルアーの操作を得意とするルアーロッドにする必要はないはずです。磯竿の方が穂先が柔らかく「より深い食い込み・バレにくさ・切れにくさ」が期待できます。


具体的にはこちら


このシリーズの350H4S-Tをウキルアーに,350-H3S-Tをフカセに使用していました。実売価格も2万円を割り込んでおり,十分に手が出る価格帯です。


borderlessBB


そもそもウキルアーは想定されている用途なのか?
スペック表でお気づきの方もいらっしゃるでしょうが,実はこのロッド海上釣り堀が主な想定フィールドでキャスティング非推奨です。キャスティング用途は想定されておらず,ガイドが小口径でKタイプではありません。八平も使う前は不安だったのですが,ウキルアーで実践投入してみると特にトラブルもなく飛距離もフルキャストで70ⅿを超えることができます。周囲のルアーロッドを振っている釣り人の飛距離が大体60ⅿオーバーといったところなので,特に飛距離で負けている感じはしません。むしろ勝っています。もっとレベルの高い釣り場に行けば飛距離不足を感じることがあるかもしれませんが,今のところ釣り場で自分よりもかっ飛ばしている人は見たことがありません。メーカーの想定している用途ではありませんから,保証やオススメは出来ませんが,問題なく使えていますとだけ言っておきます。他のモデルでキャスティングに適した磯竿もあるとは思いますが,手ごろな価格で3~4ⅿの長さで,となるとなかなか見つけにくいのではないかと思います。


ロッドの硬さは?
SHIMANOのホームページからスペック表を引っ張ってきました。オモリ負荷で"3号"は1~10号(=3.75~37.5g),"4号"は1~15号(=3.75~56.25g)となっています。想定する用途が異なるので単純な比較は出来ないと思いますが,実際に使ってみてフカセに"3号"ウキルアーに"4号"はちょうどよい感じです。ルアーロッドに比べて相当に細く軽いため頼りない感じですが,バットパワーは十分にあります。アキアジ程度には全然負けませんよ。


ロッドの長さは?
長さについては通常のルアーロッドの長さがフィート(1ft=30cm)に対してBorderlessはメートル表示です。大体300cm=10ft,350cm=11.6ft,400cm=13ftになります。港内でも外海でも使いやすい長さとして350cmを選択しました。400cmはちょっと長くて取り回しづらいかなと思いますが,350cmであれば窮屈な場所でも十分に扱えると考えました。この辺りの考え方は釣り人・釣り場によって感覚が変わってくると思います。飛距離については基本的に「ロッドが長い=飛距離が伸びる」という図式ですが,実際にそうなるかはロッドや使い手にもよるかなと思います。400cmにしても飛距離が伸びる保証はないでしょう。タメが効くかどうかという点に関しては完全に長い方が有利です。悩ましい選択だと思いますが,八平が使っている限りでは350cmがいい感じです。


アキアジルアーロッドの飛距離について(余談)
アキアジ用のルアーロッドは飛距離が出せることがアピールポイントになっていて,通常モデルの10ftに対してロングキャスト用のモデルは12~13ftです。でも本当にそれで飛距離は伸びているのでしょうか?ジギング用のロッドではあまり10ftを超えるモデルはないですよね。サーフ用でも大体11ftがロングキャストモデルの長さです。本当に12ft,13ftのロッドは飛距離が伸びているのでしょうか?八平はDAIWAのリバティフォースの9ftと12ftを試したことがありますが,12ftはフルキャストして振り切っても戻りがびよんびよんして9ftとほとんど飛距離が変わりませんでした。逆に9ftは短い分シャキッとしていて,メタルジグなら100ⅿ以上飛ばすことができます。この辺りの使い勝手は安物と高級品で違ってくるでしょうし,釣り人のウデや体格に大きく左右されるでしょう。それでも少なくとも安物のロングキャストモデルには意味がないのでは?何本かルアーロッドを試した結果そんな風に考えています。
  
タグ :ロッド


Posted by 八平陸 at 06:52Comments(0)タックル

2019年07月14日

放浪カモメオリジナル PEラインのレビュー -ショアジギング用として-

放浪カモメ
放浪カモメオリジナル PEライン

AmazonやYahoo!などで買うことができます。
1000ⅿ巻きで4Braidで3360円,8Braidで4960円となっています。
200mに換算すると4Braidで672円,8Braidで992円とかなりの割安商品です。この手の格安PEラインはたくさんありますが,恐らくほとんどが中国産で販売しているもので,ホームページの日本語も不自然です。放浪カモメは少なくとも日本語は自然な書かれ方になっているので,他よりかは信頼できる気はします。詐欺サイトの判別法では有効な手段ですよね。必要十分条件ではなく,十分条件になりますが(日本語が不自然なサイトは詐欺サイトであると判断するのに十分である)。

まあ,もともと大手メーカーでも売り文句はあんまり信用していません。
大事なのは現物が使い物になるかどうかです。
とりあえず8Braidの1号と2号を1000ⅿ巻きで買いました。値段重視ならば4Braidに行くべきでしょうが,8Braidでダメなら格安PEラインは諦めようという考えです。


ラインの太さが違う
自分が見た限りでは,1号は通常の2号より僅かに太く,2号は通常の3号より僅かに太いといった感じです。これは販売のサイトでも最初から説明されていて,通常の号数との対応表も載せられています。この対応表は概ね合っていると思いますし,日本のラインでも会社によって太さが多少ばらつくものですから,特に不便は感じません。


ポンド表示のカタログ数値が小さい
1号ラインだと16-20ポンドが相場だと思いますが,それに対応する放浪カモメのラインは0.4号12lbか0.6号14lbです。放浪カモメの方がカタログスペックは低いのですが,これはlbTとlbCの違いである可能性があります。実際に強度をテストしていないので何とも言えませんが,格安でも同じPEラインである以上強度にそこまで差があるとは思えません。

lbT:その力では絶対切れない(アメリカ)
lbC:その力で必ず切れる(日本)

数値の比率もlbTとlbCの比率に近いので,国産ラインがlbC,放浪カモメがlbTで表記していて,実際の強度には大きな差がない,ということだと思います。実際に使っていて特段強度が弱いと感じることはありませんでした。通常の3号相当の放浪カモメ2号(27lb)に10号(37lb)のショックリーダーをFGノットで接続してジギングすると,根がかりしたときに大抵の場合ショックリーダーとスイベルとのパロマーノットの結束部分で切れます。


着色料ががロッドのガイドやリールのベールに付着する
何回かキャストするだけで,ロッドのガイドやリールのベールにチョークの粉が付着するような感じで色が付きます。染色の甘さとコーティングの甘さが考えられます。色落ちは激しくしているのでしょうが,色の鮮やかさでごまかしているのだと思います。ちなみに販売しているウェブサイトでは

「卓越した耐久力を実現するマルチコート技術」
「日本のハイグレードPEラインの工場も採用する最新のマルチコート技術」


と謳っています。「ハイグレードPEラインを生産する工場で格安PEラインを製造する際に現在も採用されているコーティング技術を使っている」とも解釈できますが,現物を見る限り少なくとも日本のハイグレードラインと同じコーティングとはとても思えません。

自分としてはキャストしただけで着色料をぶちまけてるという点だけでどうかと思いますし,正確に測定は出来ないもののラインとガイドの摩擦も大きく,飛距離への影響も考えられます。これは大きな失点です。
実釣でも飛距離の不足は感じていて

2019/06/15
さあ,磯ヒラメ行ってみよう!!
6月になって気温も高くなり,ブリヒラメモードに突入した八平です。相変わらず月に2回の釣行頻度ですが,禁断の平日有給というカードを切ってMUTHOS SONIOと共にに出撃です!この日の海は穏やかの予報。稲穂峠を越えたのが遅かったのもあり,泊村に着くころには既に辺りは薄明るくなっていました。このままジュウボウ…


このときに使用していたのが放浪カモメです。

いまさら聞けない!飛距離実験
4・8・12本編みPE

Shimanoのホームページでは何本編みかで飛距離が変わるか実験していましたが,
4本編み→8本編み(110.5%UP!)→12本編み(104.7%UP!)
という結果でした。同じ号数でもPEラインの構造によって飛距離が大きく変わることが示されています。放浪カモメのような格安PEラインが通常のPEラインに比べて飛距離がどうなるかという比較に直接関係はしませんが,ラインによって飛距離に差が出てもおかしくないと考えることができます。ちゃんと比較はできてませんが,飛距離低下の疑いがあります。

付着した塗料
ちょっとわかりにくいですが,新品のリールに放浪カモメを巻いた直後の画像です。ちょっとわかりにくいですがエッジの部分に塗料が付着しています。

結論:二度と買わない

飛距離の関係ない船釣りだったらありだと思います。  
タグ :ライン


Posted by 八平陸 at 08:07Comments(0)タックル

2019年03月18日

オフショアに誘われて

最近オフショアに興味が出てきました。釣りを始めて1年半。ルアーフィッシングを始めて約1年。劇磯経験もある程度積んできて,やり残していることといったら,やったら遠いらしい茂津多岬,水温が上がったら政泊平盤や沼前岬先端の離れへの渡り,8の字にジュウボウ岬一周,キナウシ突入,実は未入釣のポン茂岩,観光かねてのオタモイ降下,神威岬手彫りトンネル突破,ルシ岬入釣,ついでに積丹岬を廻っていけるか調査,烏帽子岬も行ったことなかったっけ,忍路も一周はしたことないな,石狩増毛方面も未開拓の場所があるし…って結構まだやってないことあったわw
それはそうと,常にフロンティアを求めずにいられない自分としては,そろそろオフショアが気になってきたわけです。最近はよくYouTubeで鈴木斉さんの動画とか見ちゃったりして,オフショアに心が奪われてしまってるわけです。そんなわけで

スロイダーがたくさん!!

130~200を中心に250も買ってしまいました。自分の中で絶大な信頼を寄せているスロイダーです。塗装とアイの弱さが欠点ですが,よく釣れるんですよね。ウレタンどぶ漬けで準備しています。

そしてロッドですが,ZENAQで予約を入れました。FOKEETO IKARI FB63-3 IKARI Bait model さらには FS64-5.5 IKARI Spinning modelを予約済みです。納期は6月と8月で今から楽しみです。オフショア未経験ですが何か?アドバイス頂けると助かりますw

リールはベイトとしては Penn Fathom Lever Drag 2 speed FTH15LD2 を考えています。ピュアフィッシングジャパンが取り扱っていないので個人輸入になりますが,2万円少々で済むはずです。アメリカのレビュー動画やCM動画を見たのですが,15はラインキャパシティを表していて,15ポンドのナイロンラインを300ヤード巻けるということのようです。ちなみに15はシリーズ最小ですが,最大で60まであります。つい最近知ったのですが,日本とアメリカではラインの強度の表示が違うみたいです。

lbc:日本。その力で必ず切れる
lbt:アメリカ。その力では絶対切れない

なので15ポンドといえば日本ではナイロン4号程度ですが,アメリカ表記では日本の6号とかに匹敵するんでしょうか?だとするとStella 10000あたりを参考にしてPE5号300ⅿくらいですかね?ナイロン5号300ⅿと見積もるとPE4号300ⅿのShimano8000番程度のラインキャパでしょうか。(比較対象がスピニングリールになってしまいますが)
いずれにせよ注文しているべイトロッドはPE0.8~2.0らしいのでFathomの最小モデルでも十分すぎるかな。

そもそもなんでそんなリールが候補なのかというと,レバードラグと,ファイト中でもギア比を切り替えられる2speed,そして何よりもシンプル&ヘビー故の頑強さです。これでマグロと戦っている人も結構いるみたいらしいです。価格も200ドルそこそこで他の人とは違うリールが使えるのもいいですね。本当はTorqueの方がいいけど高いし。

スピニングリールはSlammerIIIの6500HSあたりを検討しています。こちらは日本の代理店経由で買えますし,さらに個人輸入よりも安く買える価格設定ですね。一応PE5号300ⅿらしいです。ロッドに対して重すぎるかな?まあこれまでタックルの重さで苦しんだことは一度もないので経験してみてですね。あれ,いつからPenn党員になった!?  


Posted by 八平陸 at 21:18Comments(0)タックル

2019年01月06日

初売り2019一応福袋買いましたw

フィッシュランドの初売りに行ってきました。

自分の釣り具が一通りそろってきた今となっては魅力的な福袋があるわけでもなく,特に買うべきものも無かったりします。そんなわけで,ものすごく初売りに惹かれていたわけでは無いのですが,ちょうどタイミングがあったので行ってみることに。

現地到着は開店約30分前でした。ちなみに,いくつかある近場のフィッシュランドのうち駐車場が広いところを選択しました。気合い入れてるわけでもないのに開店前に着いたのは,駐車待ちはしたくなかったからです。案の定開店時間直前には駐車場は満杯になり,待機車両も何台か出ていました。


自分がついた段階で店前の待機列は30人ほどでした。他にやることもないので最後尾に並びます。待機中にフィッシュランドのホームページで福袋をチェックします。




やっぱ別に欲しいものないなー。あえて狙うならサクラマス用のルアー袋か,6セットあるみたいだし買えるかな?



甘かったです。他の福袋は割と残っていましたが,お目当ては全滅でした。仕方がないのでコマセ袋(ホウムラver)を買いました。中身は以下の通り。


ホウムラ袋

買値3000円でだいたい4500円相当と思います。コマセなら買っておいて困ることはないだろうと思ったのですが,やっぱり微妙ですね。普段買わない商品も多いですから。まあこれを機に今まで試してなかったアイテムに挑戦できると思ってストックしておきましょう。

福袋以外では特価になっていたSealauncherをゲットしました。通常価格-350円だったので結構お得だったと思います。  


Posted by 八平陸 at 11:04Comments(0)タックル

2018年12月24日

Muthos Sonio 届いた~!!

7月に注文してから半年近く,ZENAQのMuthos Sonioがついに到着しました。
このロッド今年発売なのですが,大人気で大分待たされました。

コンセプトは
シーバスロッドとロックショアロッド両方の性能を併せ持つ」
ってバンジーガムですか?狙ってますか?

メーカーホームページに動画やら能書きが色々と載っていますが,誤解を恐れず簡単に言うと対応ジグウエイト10-100gのショアジギングロッドです。Kガイドモデル(47000円)とRGガイドモデル(57000円)の2種類が用意されていますが「せっかくだから俺はこのRGモデルを選ぶぜ」。ZENAQイチオシの独自ガイドシステムですから,一万円の価格差ならRGにすべきと判断しました。RGガイドについてはZENAQの解説が詳しいですが,これまた誤解を恐れず簡単に言うと小口径多点のガイドシステムです。

なぜこのロッドを購入するに至ったかというと,主には現在使っているショアジギングロッドに不安があったからです。今まで使っていたJackson OCEANGATE JOG-1006H-K SJはジグMax100gであるにも関わらず80gで不安を覚え,100gではフルキャストもままならない状態でした。ジュウボウ岬のようなドン深激流では80gでは底が取れないことが良くあります。少なくとも100gをもっと快適に投げられる強靭なロッドが必要でした。もっとガチガチなロッドの購入も考えましたが,わざわざヒラメ用とブリ用のロッドを2セット持ち込むのもいかがなものかと思案しまして,表示が同じでも値段が高いMUTHOSなら状況が改善するのではないかと。どこまで信じられるかはわかりませんが,プロモ動画で120gもフルキャストできると謳っているくらいですから,ちょっとは期待してよいでしょうか。なにやら37㎏のキングも獲れるらしいですし,同時にヒラメや鱒のアタリを弾きにくい柔軟性があれば文句なしです。もしこれでダメなら今度こそ男女群島でも通用しそうなガチガチのロッドを買うことにしますw事実上ブリが最強ファイターである北海道の磯ではこれ以上強いロッドは不要だと思うのですが,果たしてどうなるでしょうか…


外箱
外箱のロゴ


一本のチカラ
「一本のチカラ」
おおっ!

開帳
中にはエアパッキン


ご対面
ソフトケースに入っていました。


ロッドケースと保証書
保証書がホチキス止めされてました。


ケースの中
ケースの中はこんな感じ。


パンフ類
付属していたパンフとバンド


ロゴ部
ロッド本体はこんな感じ。
ちなみにルアーウエイト等の表記はありません。

先端
先端部はこんな感じ。
RGガイド。この画像ではガイドの形状と,トップガイドの直下に配置された2番ガイドが目を惹きます。

リールシート
Fuji製リールシートですがZENAQのロゴが入っています。ダブルナット仕様です。
わかりにくいですが,リールシート上側のグリップの断面は三角形(メーカー曰くヘキサゴン)になっています。力を入れて握りこみやすい感じです。



現状,持ち出したのは一回ですが,そのときの様子はまた後日。

  


Posted by 八平陸 at 23:32Comments(0)タックル