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Posted by naturum at
 

2020年08月05日

久々更新アキアジ始めました。

みなさんこんにちは。八平です。個人的な事情で釣りから離れていたらコロナがやってきて,そのまま休眠していました。

さてさて,今年はそれなりに釣りに行っていました。でも釣り場で全く人にあってなかったですねー。

3月~4月:ジュウボウ ← 何度行っても誰もいなかった
5月~7月:磯の離れ ← 今後も誰かに会うことはないと思う
8月:アキアジ ← 久々に釣り場で他の人に会いました w

おおむねこんな感じで釣りをしていました。


2020初アキアジ

 まあそんなわけで初アキアジ釣行で釣ってきました。漁港でぶっこみです。周り?全然釣れてませんでしたねー。あ,試しにタコベー無しでやったら釣れました。なんだかフロートのホロシールもなくていいみたいだし。常識って疑ってかかるべきかなー。投げ竿を出した状態で鈴をつけて浮きルアーを投げていたところ,鈴の音でヒット来た!!
水面にサケも飛び出し,いいアタリでした。メス。





 続けて翌日。釣り場唯一の釣果。やっぱり魚薄いんですわ。フカセの経験が生きた一本でした。投げている竿の穂先から目を離さないように他の竿のエサを付け替えていたところ,本当にわずかに竿先が振れるアタリ。竿をもって仕掛けを少し動かして誘いを入れ,さらに待ったところのヒット!!最終的に喰いつくまでに30秒は要したと思います。
 このときの要領は,フカセで前アタリがあったときに似ています。キスの引き釣りってあるらしいけど,サケでも同じことできるんじゃないかと思いました。前アタリは鈴があっても音が出なかったであろうほど微かなものでした。投げ釣りもものすごく集中力が必要な釣りだなと。みんなアタリこないこないって嘆いていたり,穂先から目を離したりしているかもしれないけれど,実は気づかれずにエサを加えてもじもじしているサケがいるわけで,それをどれだけ喰わせ切ることができるかが釣果の分かれ目ではないかと。フカセにも浮きルアーにも共通すると思いますが,誰でも取れるアタリと,取るのが難しいアタリ,気づくのが難しいアタリがあるのでしょう。鈴があっても気づけないような前アタリもあるわけですから,浮きルアー投げながらぶっこみのアタリを待つのもいかがなものかと。ぶっこみが少しわかった一本でした。すくなくとも,フカセとぶっこみの両立は無理だな,と悟りましたよ。

空白期間の釣果や釣り場開拓の話題もそのうちアップしようかな。それではまた。
  


Posted by 八平陸 at 21:35Comments(0)アキアジ
 

2019年11月21日

まさかのアキアジ延長戦!!本命はカジカ!!

しばらく釣りは封印するつもりでしたが,先輩に誘われて噴火湾方面へ!狙いは夜釣りでカジカ!ついでにサケも釣れるかな?という欲張り釣行です。悪天候が続いていて日本海側は絶望的ですが,風向き的になんとかなるかと。15時くらいに現地着で,翌朝6時くらいまでは風も弱まっている予報です。

カジカは薄暗くなってからスタートすることにして,まずは軽くウキルアー。アタリはありませんが,ちょうど撤収する方々が釣果を手にしています。これはサケも行けるかもと思うも日が暮れてきたのでイカゴロを投入することにしましょう。

河口付近のポイントに投げ竿を投入します。ここは根がかりが激しいポイントですが,大物のカジカが釣れます。カジカ狙いで来る人少ないんですけどね。


まずはガヤ
アタリはすぐに来ました。まずは恒例のガヤラッシュ!!


3種同時ヒット
カジカ特有の「えぐっえぐっ」という飲み込んでいるときのアタリ!本命ゲットというか,3種釣りあげてしまいました。今回は根がかり防止スパイダー∔棒オモリを投入したところ一度も仕掛けをロストせずに切り抜けられました。仕掛けを投げ入れると必ず根がかりするのですが,引っ張る方向を色々と試すと棒オモリが変形して帰ってきてくれました。毎回これは回収できないだろうという状況から生還してくれて感動しました。自分が知る限り市販の仕掛けで最強の根がかり防止策です。ちなみに一番上の針はサケ狙いです。外道しか釣れませんでしたが,狙いは悪くなかったと思っています。


その後もアタリは続いて良型30cmオーバーのドンコが連発したり…


お久しぶりですシマソイさん
珍客?のシマソイさんは20cmないくらいだったのでお帰り頂きました。


3本体制でアタリをまつ
根がかりが心配だったので2本で始めた投げ竿を3本に増やすことにしました。


カジカ×3
結局カジカは3本。どれも40オーバーです。



1時を過ぎると不思議と根魚のアタリがピタリととまりました。必要な分のカジカは確保したのでここからサケにスイッチします。見える範囲でハネがあり行けそうな感じ。テトラに乗った釣り人にヒット!夕方から全く釣れない時間が続いていましたが,時合が来たようです。グローカラーのサモメタを河口の流れに漂わせてドリフト釣法…もさっと来たよ!!アワセを入れるも乗り切らず!残念。久々のサケ釣りともなると,一本釣れるかどうかが非常に大きいです。ここで諦めたら負けだと負けだとめげずに続けていると…

80近い♀
80近い大型の♀をゲットしました!!それも来年に持ち越しと思われたバーブレスフックでの釣果です。実は用意したタモが予備の古いもので,振り出しのシャフトが固着して伸び切らずw長さ足りずw予備の予備で7.7ⅿの明らかに長すぎるシャフトで挑んだところ,取り込みにえらく苦戦しました。それでもロッドワークで対応すればバーブレスでも問題なくバラさず取り込めることが分かりました。バーブレスの最大の不安はバラシが増えないかということですが,この感触なら問題なさそうですね。そうなればバーブレスはメリットしかないことになります。今後はバーブレスを全面的に採用することにしましょう。画像でも見えると思いますが,この日のサケはエサの咥え方が大分浅かったようです。それでもばらさず取り込めたのは自信になりました。最初のアタリを乗せられなかったのはこの喰いの浅さが原因でしょう。貫通力はバーブレスの方が上なので,針のせいではないと思います。

さらに朝マズメに一本目よりやや小さいメスをゲット!!(写真は撮り忘れ)バーブレスなので取り込んだ後針は簡単に外れます。サケバット要りません。

その後予報通り波風が強くなってきたのでルアーを35gのサモメタから40gの鮭男爵にスイッチ!すると今度は70cmくらいの小ぶりな♂をゲット!!

最後に追加した♂
一晩中頑張って体力も限界だし,爆風になってきたのでここで撤収しました。まさかのアキアジ延長戦でまさかの3本ゲット!!本命のカジカもゲットできて暫く釣りに行けてなかった鬱憤を晴らすことができました。カジカの卵はまだ成熟していなかったのでこれからが本番のようです。
  
タグ :噴火湾


Posted by 八平陸 at 18:38Comments(0)アキアジ
 

2019年10月26日

2019のアキアジシーズンを振り返る

2019年は釣り以外にやることがあって、なかなか釣行に行けず。サケは9本で終了かなと。8月の十勝で6本(すべて漁港のぶっこみ)、9月10月に胆振で3本(漁港ぶっこみ,フカセ,ウキルアーで1本ずつ)でした。行った地域も限られるし去年のように成績を整理するほどではないかなと思います。


釣行にはなかなか行けませんでしたが,いくつもの新しい仕掛けやタックルに挑戦することはできました。



ぶっこみ
漁港仕様の仕掛けに挑戦,さらに改良を進めました。

2019/10/03
夏はアキアジ。漁港ぶっこみを研究しよう。
前回の釣行に味を占めてという訳ではないのだけれど,さらに仕掛けの改良を思いついたので人生2度目の漁港ぶっこみへ。漁港でのぶっこみって札幌近郊ではマイナーなのと,サケ釣りガイドでもやり方が紹介されてないことで本から入った自分としては???な領域でした。一応サケ釣りガイドには「白老港東防波堤ではぶっこみが…





フカセ
昨シーズン道糸はナイロン2.5号ハリス3.5号,BorderlessBB(磯竿3号相当)でサルカンを用いた2本針仕掛けにたどり着きましたが,今シーズンは道糸をナイロン2号,Borderlessベイト仕様(磯竿1.5号相当),ScorpionDC101,道糸直結1本針を使用しました。2本針でも下の針に釣果が集中することや,ハリスが短くなるとアワセ切れが起こりやすくなること,スピニングよりもベイトの方が感度が良いことが主な変更理由です。ベイトリールを本格的に使用したのは初めてだったので,バックラッシュやドラグで失敗を重ねましたが,そのおかげで支障なく使えるようになりました。

2019/09/21
アキアジリベンジ釣行前編~失敗失敗大失敗~
前回の遠征が空振りに終わったので翌週にリベンジ釣行に行ってまいりました。釣り場選びでちょっと捻って空ぶった反省から,今回は素直に歌別に直行します。人人人人!車車車車!!予想はしていましたが,真夜中だというのに騒然とした雰囲気です。時代劇の陣中かと。みな戦支度に勤しんでおられますぞ。殺伐とした…





ウキルアー
針をバーブレス化することにしました。ただし今年の釣果は昨年作ったバーブ付きの仕掛けでのものでした。これについては来年以降の課題になると思います。多少実釣した範囲では,バーブレスにするとエサ持ちが悪化しますが,エサ交換の時の時間は短縮されることがわかりました。魚をかけていないのでなんともいえませんが,ちゃんとロッドワークで対処すればバラシが極端に増えることはないと思っています。貫通性能はバーブレスの方が上ですので,道具の性質を理解して使いこなせば問題ないと思っています。

2019/08/01
私が磯竿にウキルアーを結ぶ理由
釣具店にアキアジコーナーが大々的に展開される季節になりました。売り場の目玉といえば新作のルアーにルアーロッドでしょうか。ところでウキルアーには10~13ftのMax50-70gのルアーロッドが使われることが多いと思いますが,八平は昨シーズン途中から磯竿でやっています。アキアジ2シーズン目にしてルアーロッドを使わな…


ロッドについては磯竿(Borderless)を使うのですが,今年唯一の釣果はサクラマス用に勝ったNESSACI4+1102MMHでした。NESSACI4+は対応ルアーウエイトの割にはハリが強いロッドですが,感度がよく,もさっとした感触→聞きアワセ→加えているので本アワセ,とイメージ通りの釣りができました。アワセを入れると穂先が素直に曲がっていい感じに食い込み,75cmの♂を簡単に寄せることができました。
ウキルアーでヒット



来シーズンも新しい工夫を取り入れていこうと思います!!





最後はあまり気分の良い話ではないのですが,登別川を偵察したときに…
波間にサケ
わかりにくいですが、海中の黒い影はすべてサケです。うじゃうじゃいました。


河口規制
河口規制は左岸150ⅿ右岸300ⅿ沖合300ⅿです。規制標柱は崖の上。そこから沖に向かって投げてれば問題ありませんが、皆さん真っすぐ流れ出しに向けてキャストしているようでした。沖に向かってキャストしているならば、みなさん海岸線に横一列に並んでキャストしているはずですが、標柱の真下に溜まっていらっしゃいますね。

Youtubeとかテレビでやってるあれかー、初めて見たわー。

同類に思われたくないので立ち去りました。”I am Angler"ってステッカー張ってる車があったけど,多分”poacher"の間違いじゃないかな。  
タグ :登別


Posted by 八平陸 at 15:15Comments(0)総括アキアジ
 

2019年10月06日

タイムリーな今週の釣り新聞

釣具屋さんに用があって行ったら,今週の釣り新聞釣りポイント拡大鏡のコーナーがマッカ岬・浜婦美海岸(積丹町)だったのでバイトしました。


そらそうよ
ついこの前行ってきたところだ。白岩っていう名前があったのは知らなかった…










”切り立った岩のためサオが出せない"


釣り座
でしょうねw

思いっきりサオ出してきたけどw

釣り新の地図だと手前の部分で沖目に投げられそうな感じがするけれど,実際に行くと結構射界が狭くて特に沖方向が塞がっている印象。先端に出たくなるのよ。

このときはあまり時間が無かったので手前の部分ではあまり投げなかったのです。

タイムリーな記事で勉強になりました。
釣り新聞の記事って釣り場紹介本もだけど投げ釣り中心よね。ルアー釣りとかジギングとかの情報も載せて欲しいと前々から思っているけれど,いつか変わるのかな?

  


Posted by 八平陸 at 20:40Comments(0)ブリ・ヒラメ釣り場
 

2019年10月05日

島武意海岸軍艦岩の離れでショアジギング!!

軍艦島を目指そう
初めて来ました。島武意海岸です。今回は画像中央に見える軍艦島の離れに行ってきました。駐車場からイージーアクセス!!トイレは綺麗!!こんなにアッサリついてしまっていいのかなという位。


屏風岩
こちらが屏風岩。


海岸線
海岸に降りるとこんな感じです。


ショッキングピンク
アタリないなーと思って思い切ってショッキングピンクにしたら来ました。ブリです。フクラギだけど。


スレがかり
これはサイズアップしたんじゃない?と思ったらスレがかり。


積丹岬方向
積丹岬の方は手前に屏風岩が見えます。屏風岩は乗れると思うけどやりづらそう。落石喰らうかもしれないし。いやでも,そっちヒラメいそうなんだよなー。屏風岩からじゃないと届かないよなー。今度試すか―。



釣っている最中もプレジャーボートが付近をうろうろ。全く釣れていないようでしたが。遊漁船はかなり沖の方にいました。


浜は観光地
釣り初めは無人だった浜もどしどしと観光客が押し寄せてきます。なんかもう秘境感ないね。


幌武意方向
幌武意方向からはダイビング船がやってきて近くで潜っています。この辺に来るのはオープンウォーターまだとってない人たちかな。


平らでやり易い
Googlemapの航空写真でも確認できるけれど,左右両側大きな根があって根がかりが激しい。カウント20くらいで着底だと思っていたらカウント8で着底即回収不能の根がかりとか。よってちょいなげして根の手前だけ狙うか,10時から2時方向に投げるのが吉。

水深は沖に投げると20~25ⅿといったところ?乗っていると右手のタケノコ岩と大して沖への出方が変わらないかなという気がしたけれど,改めて地図で見るとやっぱりこの離れの方が沖に出てるか。

水面付近にベイトのオオナゴがたくさん見えましたが,表層では反応なく。一度だけ幅20ⅿくらいありそうな巨大なナブラが50ⅿの距離で起こったけれど,ルアーを投げ入れようとしたらSlammerIIIの勝手にベールが戻る病が発生して残念振り切れ。ライン組みなおしたらもう消えてたよそのナブラ。


結局マッカ岬と同じくフクラギ2本で終了しました。

そろそろブリが狙える季節も終わってしまいそうだけど,あと1回くらい行きたいなー。まだ行っていない場所で一番気になるのがルシ岬と積丹岬。

え?神威岬?

今年はやめておきますわ。
  


Posted by 八平陸 at 21:47Comments(0)ブリ・ヒラメ
 

2019年10月03日

幌武意マッカ岬でショアジギング

あの岬の先端へ
積丹をホームにしている方にとっては見慣れた景色かと思います。幌武意です。今回は写真に見える先端の離れに行ってきたよというお話です。狙いはブリ。何回も頑張ってるけどフクラギより大きいサイズはまだ一回も釣れてないんですよね。そういえば誰かが釣ってるのも見たことないや。十勝でそれなりにサケは釣ったので,ここはショアジギでも成果を出したいところ!


漁港の方向
港からてくてくあるきますよー。これはワンドの中央付近で漁港の方を振り返った景色です。帰り道で明るくなってからの撮影ですね。このあたりは春のサクラマスシーズンに漁港に入りきらないルアーマンが入る以外はあまり釣り人が居ないエリアではないかと思われます。



これがマッカ岬
20分少々でマッカ岬先端まで来ました。鞍の部分は乗り越えられそうですが,藪があって虫とマムシが怖いので止めておきました。この向こう側が廃村になった浜婦美ですね。行ったことないですけど。



あそこだな
さて,目指すはこの先ですね。



近づいたら
あれです。



釣り座
ここで釣り座を構えました。



美国側
美国側はこんな感じです。見えてる離れが竹田の島でしょう。



竹田の島
竹田の島だと思います。





肝心の釣りの塩梅はというと…

一応ブリだ
ブリ釣れたよ!30cmちょいだけど。ゆっくり目のワンピッチジャークで釣れました。もちろんいわゆるフクラギですが,種類はブリじゃんって。その違いに強いこだわりを持つのは個人の自由だと思うけれど,自分としてはよく理解できないなーと思っていたり。基準を1mmでも下回ったら何かが変わるのかい?



お代わり
反応はあんまりなかったんだけどお代わり。イカ型のジグでスローに誘ったら来ました。一度ヒラメっぽい強いアタリが来たのですが,乗り切らなかったですねぇ。え?ブリ?これだけです。後日アキアジのエサになりました。


水底は砂地にバラ根なのか根がかりは殆どせず,水深は20~25ⅿといったところでしょうか。深さはいい感じです。ただここは背面に壁があってフルキャスト出来ないのでやりづらいですね。飛距離60~70ⅿでやってました。潮当たりは良好なので,チャンスは十分にあると思います。釣りやすさを考えると竹田の島を目指した方が良いかもしれません。


今回はブリと並行してアキアジ狙ってぶっこみもしようと思って投げ竿3セット持って行ったのですが,おかげで荷物の総重量が25㎏を越えてしまって大変な思いをしました。次から投げ竿持って離れはやめようと心に誓ったのは言うまでもありません。途中から風と波が強くなってきたので急いで撤収しました。アキアジ釣れたら激熱だったんですけどね。見かけませんでした。誰かここらへんで釣ったことある人いないかな?  


Posted by 八平陸 at 21:46Comments(1)ブリ・ヒラメ
 

2019年10月03日

夏はアキアジ。漁港ぶっこみを研究しよう。

前回の釣行に味を占めてという訳ではないのだけれど,さらに仕掛けの改良を思いついたので人生2度目の漁港ぶっこみへ。漁港でのぶっこみって札幌近郊ではマイナーなのと,サケ釣りガイドでもやり方が紹介されてないことで本から入った自分としては???な領域でした。一応サケ釣りガイドには「白老港東防波堤ではぶっこみが行われている」とか「雄冬では最近ぶっこみが多い」(←何回か行ったが見たこと無い)とかいった断片的な情報と並行して「サーフのぶっこみでは三脚だと竿ごと持っていかれるので一本竿立てを使う」などと紹介されているわけです。もう意味不明ですよね。どうやって防波堤でぶっこむの?って。

この疑問点に関しては自分なりの解答がでましたので簡単に述べますと。


・ほとんどのサケのアタリは弱く,いきなり竿ごと持っていかれるようなアタリは稀。

・たまに来る強烈なアタリに対する対抗策は
 →ロープなどを竿に結び付けておく
 →ドラグフリー釣法
 →土嚢袋・水入りポリタンクなどの重しを竿尻に置く
 →三脚の重しを厳重にして,竿を乗せる部分の針金を道糸とロッドの間を通すように竿を置く

などで大丈夫かと。自分は水入りポリタンク作戦を中心に展開しています。十分な高さの胸壁がある場合は何もせず竿を立てかけるだけで大丈夫です。


この釣行からさらに仕掛けを進展させたのですが,まだ実践投入できていません。今シーズン中にあと1回は挑戦したいですね。ちなみにどのような仕掛けか簡単に言うと,誘導式3本仕掛けでハリスが2-4ヒロほどあります。そのうち仕掛けの作り方を公開しようと思っていますが,なかなかそこまで時間が割けてないのが現状です。


さてさて,肝心な釣行はというと,初日は適当な時間に入って
ぐいうー
ぐいうー
きゅうり
きゅうり
これだけでした。きゅうりは道東らしさを感じますね。周りも釣れている様子はありませんでした。

空けて本命の翌日。三脚2つ竿4本で挑みます。三脚でのぶっこみは初めてですが,どうなるでしょうか。
漁港でぶっこみ

垂らしにはぽつらぽつらと来ている様子。こっちはうーーん。ちょっと重くなってるなって揚げてみると
良型カジゴン
30後半はあるカジゴン。持ち帰ろうとも思ったけれど本命でないのでお帰り頂きました。

そろそろ朝マズメのゴールデンタイムは終了。釣れてないぞ,今日もダメかと思っていたら

一本目♂75
びよんびよんからの一本目。この時期のアキアジの引きは強烈です。時間をかけて足元でいなしてから回収しました。手伝ってくれたお兄さんのタモ入れのうまいことうまいこと。シャフトへの負担もゼロで,こちらとの呼吸を合わせるのも完璧。このあともすべてタモ入れしていただきました。こんなに安心してタモ入れを任せられる方には初めてです。感謝感謝。

フッキングの様子
この日のフッキングはすべてこんな感じでした。

二本目♀66
二本目は小さい♀

3本目♀70
三本目も♀

4本目♂73
翌日のことも考えてそろそろ帰るか…と思っていた昼前,いつの間にかラインが不自然に左に流れています。針加えたまま横走りはこっちにとってやりやすいパターン。4本目ゲットです。

まだまだ改良の余地はありますが,これで漁港ぶっこみに自分なりの考えが確立できたかなと思える釣行でした。周りは垂らしが主流ですがあんまり釣れていなかったみたいです。この釣り場は水深約4ⅿですが,群れが比較的深い層を回遊していたようです。パターンにはまっただけかもしれませんが,納得していい釣果でしょう。一度に状況に幅広く対応できること,さらに当日のコンディションを見て調整できることを目指して仕掛けを工夫していますが,この釣行の経験からいくつか改善点を思いついたのも収穫でした。



釣ったサケ,一度冷凍保存してからのお刺身,脂が乗っていて濃厚。感動レベルの激うまでした。  


Posted by 八平陸 at 05:39Comments(0)アキアジ
 

2019年09月30日

アキアジリベンジ釣行後編~ようやくシーズン初釣果~

前日に辛酸をなめ切った訳ですが,切り替えて行こうとこの日はぶっこみメインでGOです!

なんでぶっこみかって?仕掛けを考えていたらいいアイディアが浮かんでしまって,そうなったら試さないと気が済まないわけです。それと,漁港のぶっこみは未知の領域だったのでやってみようかなと。思いついたことは試さないと気が済まない質なんでね。

3.5ⅿ程の胸壁?越しに投げ竿を4本ぶっこみます。竿は壁に立てかけるだけなので道具も不要で楽ですね。お隣さんは垂らし5,6本∔投げ竿2本というご当地仕様であります。

明け方,自分の竿には全く反応なし。遠目に垂らしでは何本か揚がっているようでした。結構揚がっている気がしたのですが,後から話を聞くとほとんど挙がってなくてさっぱりだったらしいです。


…釣れぬ!


朝マズメもとっくに終わってしまったし,釣れる気配ナッシング。辛い時間が続きます。自分が入った場所は一番端っこ。場所が悪いのかなとの考えも頭を過ります。ふと横を見るとお隣さんの投げ竿の仕掛けが大分流されています。これは…

こっちまで流されてるよー
魚ついてるじゃん―
ばれたー


こっちはアタリすら来ていないのに垂らしメインのお隣さんの投げ竿には来ているという…魚はいるし,ぶっこみにもチャンスはあることがわかったのでがんばろう。時刻は既に昼近く。たまに穂先が揺れるけどその揺れ方は小さい方ですね。そう思って待っているけれど,今シーズンまだサケのアタリを見ていないわけで,あれサケってどんな感じで来るんだったっけと不安が大きくなってきたそのとき

びよんびよんびよん


これだ!っとカメラを起動して…ってん?いなくなった?カメラを起動しているタイムラグで行ってしまわれたw
前日から数えて失敗その5



完全に自分の失敗なんだけど,げんなりしながらアタリを待ちます。あー,これこのままアタリが来ないで一日終わるかもしれんな―,やべーあほすぎw

そんなことを考えながら穂先を眺めていますが,その瞬間はすぐに訪れました。

びよんびよんびよん


キタキタキタキター!!今度はカメラは起動している状態!!絶対に逃さない!!ロッドに十分な重みを感じてアワセを入れるとしっかり乗った!
今度こそ,今度こそと思いまながら慎重に寄せてきます。いつも通り自分でタモ入れしようとしたら,お隣さんが手伝ってくれるようです。一応お断りしたんだけど親切な方のようでタモ入れをお願いすることに。魚の方はそれほど大きくなかったこともあって大した苦労もなくアミに入れることができました。よし,これで一本。と思って目を離した次の瞬間。

サケがアミから出てる!?


さらにそのタイミングで回復したのかダッシュする鮭。テンションフリーの状態からの急発進にロッドワークで対抗するもあっさりと針がはずれました。え。なにそれ。完全に全身入ってたよね。え,網が裏返った?orz
失敗その6


自分が油断したのが悪いんだけどシーズン最初の一本。どうせ失敗するなら自分でタモ入れしたかった…この展開はつらい。このあと次の鮭が来てくれる保証は全くないわけで,シーズン初釣行のボウズを払拭しようと遠征してきたのに更なるダメージを負ってしまう展開。このままで帰れるか!

内心ボロボロになりながら粘っていると,ついにその瞬間が訪れました。

バッコーン


竿が折れそうなくらいの強烈なアタリ。弾かれたロッドが大きな音を奏でます。ロッドを手に取ると,アワセが要らないくらいフッキングが決まっている様子。今度こそ逃すまいと全集中力を以って望みます。

強い強い。もの凄い引きです。道糸が昨年から使い古しヨレヨレ6号ナイロンなので不安が頭を過ります。時間をかけてちょっとずつ寄せてきて,今度こそ自分でタモ入れしようとしたら,やっぱりお隣さんがやってくれるみたいです。今度はご自分のタモで。親切な方でした。
足元まで寄せてきて何度目かのトライでネットイン!!今度は逃しませんって。

今シーズン初
80あった!

でかい。ベストコンディションの80オーバーです。ようやく,ようやく,これで一本目をゲットできました。サケの写真を撮っていたらお隣さんが記念撮影までしてくれました。本当に親切な方だなと。ありがとうございます。


さらにこの後…

2本目はややブナ
この時期にしては珍しいブナ♀70cm。

他にも何回かアタリはありましたが結局2本で終了しました。
2本の竿が同時にバコンとお辞儀して何だと思ったら,1.5ⅿ程のロッドを引きずったまま通過したサケが仕掛けを巻き込んでいったという珍事でした。そのときは素通りでしたが,そのサケは数分後に折り返してまた目の前を通過するときに今度は喰ったのか,複雑に絡んだのか。あとちょっとで釣りあげられそうになりましたが,痛恨のラインブレイク。通常であれば6号で何の問題も無いのですが,何が起こるかわからない状況では太めにした方が良いですね。ぶっこみならラインが太くても喰いに影響は少ないと思うので,これまでライン6号,ハリス幹糸10号枝8号でやっていましたが,ラインは8号,ハリスも幹糸14号枝12号に変更することにしました。


この日の釣り場は不調だったらしく,一番不人気な端っこだったにも関わらず同じ防波堤の並びでは竿頭だったようです。アタリの多さからしてあと2本揚げていてもよかったんですが,そこはいろいろと勉強になりました。アタリは昼頃に集中していて,その時間帯は他の方には全く来ていませんでした。隣に入ってきたウキルアーの方から,そんなに連発することある?と突っ込みを喰らうくらい。回遊ルートが防波堤から遠いとみて遠投したのが功を奏したのかと思います。


割れたトップガイド
何かおかしいなと思ったらトップガイドが破損していたという事態も起こりました。これで仕掛けを一つロストしました。やはり違和感を覚えたらその正体をちゃんと突き止めるべきですね。キャスト前に気づいていれば防げたトラブルでした。
  


Posted by 八平陸 at 06:38Comments(2)アキアジ
 

2019年09月21日

アキアジリベンジ釣行前編~失敗失敗大失敗~

前回の遠征が空振りに終わったので翌週にリベンジ釣行に行ってまいりました。釣り場選びでちょっと捻って空ぶった反省から,今回は素直に歌別に直行します。

人人人人!車車車車!!


予想はしていましたが,真夜中だというのに騒然とした雰囲気です。時代劇の陣中かと。みな戦支度に勤しんでおられますぞ。
殺伐とした空気の中をさ迷って辛うじて場所に一台分の空きスペースをようやく発見。ここはどちらかというと,釣り座より駐車場所の方が逼迫していますね。車さえ止められれば竿が出せないことはないでしょう。駐車場所を確保できなければ目黒に流れる予定だったのですが,今回はその必要はありませんでした。ただ気になったのは,自分よりも後に何台も釣り人が漁港に入ってきていたことです。これ以上止める場所無いと思うんだけど…こうやって釣り場が減っていくのか―と考えざるを得ません。自分もこの大騒ぎの一因になっているので人の事どうこう言う資格はないのですが,できるだけ行動には気を付けようと改めて思いました。

さてさて,釣り座に向かうにはやや早めの時間ですが,かと言って仮眠を取るほどの時間でもなく荷物をまとめて釣り座探しにGOです。今回は歌別に屍を晒すつもりで来たので港内でやることにします。港内って魚が入っていない場合為す術がない感じがするのであんまり好きじゃないです。実はそれは外海でも同じで程度の差しか無いんですけどね。

暗いうちに目の前にあるゴミでも取り除いとくか―,と清掃活動を始めると

メキっ

タモ折れた。というかジョイントの部分が鮭ました。じゃなかった裂けました。もう使い物になりません。もう手づかみするしかないって?いやいや,ちゃんと予備のシャフトありますって!!7.7ⅿだけどね!

海面まで手を伸ばせば届きそうなくらいなのにこれじゃ使いづらいったらありゃしないと,捕らぬ狸の皮算用。そもそもゴミの排除自体釣れなきゃ意味無いだろうて。これが失敗その1

いやいや,釣れればオッケーでしょ!って意気込んで始めてみるも
釣れぬ!釣れぬでござる!


全体見渡しても殆ど釣れてないんだけど,やっぱここ船揚げ場の垂らしばっか釣れるじゃんか!

そして暑い!
釣り場が熱いんじゃなくて気温が高い!!激熱!!
晴天の直射日光をダイレクトに受けて日サロ状態!
一日で松崎しげるになっちゃうじゃないかというくらい。
それ以前に熱中症で倒れるんじゃないかというくらいの暑さ。サンダルの素足が耐え難い熱を持ってしまって堪らず水を掛けました。


しんどい。とにかくしんどい。
帽子とか日光への対策を全くしていないから死ぬほどしんどい。
そんな状況だからエサを付け替えようとしたときにタコベイトを掴んだら

するするするする~~~


ウキが自重で落ちて行ってバックラッシュ!激しくバックラッシュ!!クラッチ切ったままだったw
右手でロッド,左手でタコベイト,両手がふさがっている状態で一瞬のことに何もできず。今年からフカセは慣れないベイトタックルでやっていたのだけれど,早速の強烈な洗礼にノックアウト寸前。
これを解くのにたっぷり30分はかけたんじゃないかな。もうそこまでひどかったら糸切った方が早かったんだけど意地で炎天下ひたすらラインを解いていましたとさ。これが失敗その2


灼熱の歌別
歌別に別れを告げて十勝方面へ

十勝方面1
十勝方面2
十勝方面3
未知の釣り場が多いので,偵察がてら北上します。



特に好調な様子もなかったので当初から予定していた某漁港へ。別に釣り場を隠す気は無いのですが,諸々の事情を考えると名前は出さない方が良いかなと。釣り場が結構にぎわっていたようなので,防波堤の先端まで出向いて空いているところに入れてもらいました。ウキルアー,フカセいろいろと試しながら探っていきます。シーズン2回目の釣行なので,まだ試していないルアーを使ってみようと,買ったばかりの鮭男爵スリムブルーミラーを取り出しました。ラインに付け替えて,垂らしが長くなりすぎていたので足元にルアーを一旦投げ落としてから巻こうとしたら

ぽちゃん…………………………


あれ,こんなにライン長く出してたっけ?水面に落ちた鮭男爵はどこまでも落ちていきます。

ん?よく見たらスプーンついてなかった。つまり,投げ捨てただけ。まだ1回もキャストしてなかったのにw
下ろしたてのジグを第一投で振り切るとかならともかく,まだ1回もキャストしていない,ラインに取り付けてすらいないルアーをロストしました。あほすぎる。これが失敗その3


これでまだ終わらないのがすごい。


全然アタリがないなー。周りも釣れてるタイミングじゃないなーって中でフカセをキャストしていたわけです。それでドラグを調整するんだけど何かおかしい。全然巻けない。巻いてもドラグフリーでするする空回り。あれ,故障?使い方間違えてる?一杯まで締めても変わらない。なんで?故障?まだほとんど使ってないのに???

そんなタイミングでウキがす~~~っと沈んだりして。

軽く聞き合わせするとまたす~~~っと沈んでこれは来たなと。で,アワセられない。ドラグゆるゆるなんだもん。一瞬魚体が浮き上がったけれどフッキングが決まってないからさようなら~。

え?あ?どーゆこと?あ,スピニングと違ってドラグ緩める方向に回してもネジがぎっちぎちになるのか。ようするに,一生懸命ドラグ緩める方に回していたと。そりゃから回るわw
後から考えればスプールを指で押さえながらアワセればよかったんだけど,そのときは余裕なんてあるわけもなく。これが失敗その4

よくもまあ1日でこれだけ失敗できたもんだと我ながら感心ですわ。後編に続く!  


Posted by 八平陸 at 16:29Comments(0)アキアジ
 

2019年09月12日

今年のアキアジは目黒漁港から

今年もアキアジシーズンが開幕しました。オフの間は「アキアジって別にねえ」ってそっけない気持ちでいる八平ですが,釣具屋さんのタナ入れ替えやネット・新聞の釣果情報を見て徐々にアキアジモードになってきた八平です。

8月中旬の休日。準備は整いました。釣果情報も出回っています。いざ参りましょう!

さてさて,どこに参ろうかという話になると昨年と同様に日高十勝方面でしょう。今回は初心者のT氏が同行してくれます。去年とシチュエーションが似ていますので,釣果も昨年の再現と行きたいところ。



道東道と日高道どちらを行くかの2択で日高道を選び,歌別か目黒の2択で目黒を選びました。釣果情報があるのは歌別ですが,その分混んでるかなと。初心者が竿振るには空いている方が良いだろうと。それに目黒ではまだ自分も竿を出したことがないのでどんな様子なのか知りたいなと。

目黒漁港に着くと予想に反してがらがらがらがら。先行の車も5台ほどでした。これなら明日は余裕をもって釣り出来るねと束の間の仮眠をとります。


そして朝マズメ…

外目黒
中目黒


アキアジ来てないってよ!!


こりゃ失敗したかと8時頃に見切りをつけて歌別まで。
先に入っていた釣り人に話を聞くと,朝方に全体で10本ほど揚がったとのこと。



魚は一応いるけど薄いし食い気もナッシング。

雨の歌別

雨も降って来たし撤退です。去年の再現ならず。



ラーメン
チャオズ

帰りに浦河でラーメンを頂き,温泉にも寄ってきました。単独釣行だとあんまり寄り道しないのでこういうのも楽しい。
次回リベンジ編に続きます。  


Posted by 八平陸 at 06:42Comments(0)アキアジ